合同面接会とはなんですか?

就職や転職を希望する障害者にとって、就職活動の時間や労力は決して小さなものではありません。
そして応募者ごとに日程を調整することなど、採用する企業側にも大変な面があります。

そこで、両者が効率良く面接を行える機会として開催されているのが、就職合同面接会です。
一般就職枠ではすでに広く知られていますが、障害者の就職に限定した合同面接会も定期的に開催されています。

障害を持つ方にとって、就職活動は労力がかかるケースが多いので、このような機会を利用することが効果的な活動につながります。

障害者の合同面接会は、ハローワークや求職系民間事業者主催のもとで開催されています。
会議室などで実施される数社程度のものから、大規模施設で行われる200社以上のものまで、さまざまな規模の面接会があります。

ハローワーク主催の場合、情報はハローワークやホームページで確認することができます。
小規模のものが多いため、事前に参加申し込みする形が中心となります。

民間事業者が主催するものにはさまざまな規模のものがありますが、大きな都市ほど開催頻度が高く、その規模も大きなものが多くなっています。
大規模施設で開催される面接会では、多くの大手企業が求人を出しています。こちらは申し込みが必要なものから、自由に参加できるものまであります。

合同面接会には、書類選考なしで採用担当者と面接ができることや、一度の場でたくさんの企業と面接ができることなどが、参加するメリットとして挙げられます。
ですが、面接時間が短かったり、人気企業には行列ができていたりする面もありますので、就職合同面接会に参加する際には、面接会自体のことはもちろん、参加企業のことをできるだけ事前に調べて臨むのがよいでしょう。
それによって、よりよい機会として活かすことができるはずです。

まとめ
  • 障害者向けの合同面接会も開催されており、事前申し込みが必要な場合もあります。

  • 書類選考なしで面接できることや、多くの企業と面接できることがメリットとして挙げられます。

  • 有効に利用するために、事前の情報収集も重要です。

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